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 ギックリ腰と膝の痛み

 
体の痛みの多くは、打撲,転倒などで筋肉に急に力が入り、筋膜(筋外膜のこと。
以下筋膜とする。図1。)が正常な状態より伸びたまま、あるいは縮んだまま(伸縮障害)になることが原因です。
 
体の痛みの多くは筋膜が伸びたまま、あるいは縮んだままになることが原因です。
 
 
関節が十分に伸びた状態
筋肉が正常に伸び縮みできないため、筋肉が伸び縮みしたとき、Aの骨が正常な軌道で動かず、関節Bに不安定性を感じたり、この部分の骨膜の損傷があれば痛みを感じる。
筋肉に鈍痛がある。多少筋力低下あり。疲労しやすい。
筋膜が伸び過ぎているため、静止状態でAの骨が矢印C方向にずれる。
関節Bが十分伸びた状態(筋肉が伸びた状態)で筋肉に力を入れると、筋肉が十分に伸びないため、筋肉の停止部D(筋肉が終わる所)に正常範囲を超える強い牽引力が働き、この部分の骨が損傷、隆起することもある。筋肉の腱Eにも正常範囲を超える強い牽引力が働き、腱を損傷することもある。まれに筋肉の起始部(きしぶ)F(筋肉の始まる所)も牽引力のため損傷することもある。
 
筋肉が正常に伸び縮みできないため、筋肉が伸び縮みしたとき、Aの骨が正常な軌道で動かず、関節Bに不安定性を感じたり、この部分の骨膜の損傷があれば痛みを感じる。この症状は先ほどの筋膜が伸びたままの状態より顕著にでる。
筋肉に疼痛がある。筋力低下が著しい。
筋膜が縮んでいるため、静止状態でAの骨が矢印G方向にずれる。また、関節Bが伸びきらないこともある。
関節Bが十分伸びた状態(筋肉が伸びた状態。)で筋肉に力を入れると、筋肉が十分に伸びないため、筋肉の停止部D(筋肉が終わる所)に正常範囲を超える強い牽引力が働き、この部分の骨が損傷、隆起、剥離することもある。筋肉の腱E にも正常範囲を超える強い牽引力が働き、腱を損傷、断裂することもある。これらの現象は筋膜が伸びたままの状態より顕著にでます。まれに筋肉の起始部(きしぶ)F(筋肉の始まる所)も牽引力のため損傷することもある。
 
ギックリ腰
ギックリ腰は、左右のお尻の大臀筋(だいでんきん)(図2)という筋肉の筋膜が縮んだ状態に
なると、図3のように仙骨(骨盤)の下部が後ろに出るような感じで歪(ゆが)みます。
   
このパターンの歪(ゆが)みがでると仙骨と第五腰椎間の関節の不安定性が顕著になり、何かにつかまらないと立ち上がれない,日常生活動作が困難などの症状がでます。
この状態になると、第五腰椎の横にある多裂筋(図4)という筋肉も伸縮障害の状態になってます。
骨盤の歪(ゆが)みのパターンはいろいろありますが、立ち上がるのが困難なほどのギックリ腰になるのはこのパターンです。
以上、『膝と腰の痛みの本当の原因』 (中日出版)参照。
<目次>(抜粋)  
【膝】
『膝の関係組織について』
『主要組織の損傷』
『筋肉の状態について』
『半月板を損傷する原因』
『高齢者の治療目標』
『膝周辺のスポーツ障害』
『膝の筋力トレーニング』
【腰】
『腰の関係組織』
『各筋肉に関連する症状』
『腰の主な疾患・スポーツ障害』
『腰の痛みを治すためには』
   
書 名 : 接骨院の先生が教える 『膝と腰の痛みの本当の原因』
著 者 : 宇佐美ひさし
発行所:中日出版株式会社
サイズ : A5版 210頁 並製本
定価 : 1,600円+税 (1,728円)
 
   
   
   
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